2010年12月03日

キーキア

人体視願/ヴィイさんラストエピソード(1)ネタバレ有り
「ねえ、きみ、もし自分が命をかけてでも守りたいひとがいたらどうする? そうだね、守りたいっていうのは、心も身体もだけど、ようするにぜんぶって事。ぼろぼろにしたくないって事。

守るために、ころすのはいいこと?
守るために、何もしないのはいいこと?
守るために、何をしたい?

ぼくはおなじなのかも。あの人と……


ぼくの、ぼろぼろ、のイメージ……経験って、あの日なんだよ。ぼくが生まれた日。わたしの最後の日だったのかも。あの時空から降ってきてぐしゃぐしゃに潰れた女の子から最後に見えた涙と笑顔《、そしてわたしの取り込んだ一つぶの肉片、……変化! ああ!ああ!女神様!理解全ての悟り薔薇色の地獄絵図蜘蛛の巣の中心に引きズらレるわtaし血を噴くわた の無為の最後のアルファ『シザー』が糸ヲ切断もgい取るよ うにそして光!光!爆発!超新星のぼく!》

あれなんだよ。ぼくはもうあれはいや。あれはきっとぼくのいう、ぼろぼろになるという事。もう、あの女の子のような顔は見たくないんだ。

でも、どうすればいいのか分からないよ。どうすればあの顔を見なくて済む? だから、あの子もあの人もこうしたの? だったらぼくも……
でもきっとそれじゃ彼女はぼろぼろになるよ。……どうしよう。


ああ、なんでもないんだよ。ぼくの話は忘れて。
ぼくはときどき大事なものが何なのか分からなくなるんだ。

きみはきみの大切なひとのために、できることを、して」

そう言ったキーキアの手のひらは真っ赤だった。まるで誰かを殴り殺したようだった。


posted by yusura at 20:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 与太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もしキーキアがウタゲのあの選択肢に答えるならどれを選ぶかとふと考えて、いつの間にか書いていましたがこれはひどい。殴ったとしてもキーキアがウタゲを殺意や怒りで**す事は実際ないです。
Posted by yusura at 2010年12月04日 22:24
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